このたび『サザンツリーの理念と姿勢』を変更しました。
大半は、開業時から変わりませんが、一部の表現を微修正し、類似するものを統合して、よりわかりやすくしました。
新しい基本理念は、4つのパートで構成されています。このうち「今ここで生きる」のパートに、
<今ここに自分がいることに、喜びと幸せを発見しよう>という一文を新たに加えました。
入居者様の多くは、ご自身の意向でホームに入居されてはいません。
「家のことが気になる」「家に帰りたい」「私はここにいるべき人間ではない」とおっしゃる方がおられます。
でも、翌日には、「ここにいると安心」「今日の散歩は楽しかった」とおっしゃってくださることもあります。
そわそわする新しい入居者様に「あんたもここにおった方がええよ」とやさしく声をかけてくださる方もいます。
何かに執着したり、漠然とした不安にとらわれて、入居者様が「今」生きていることを楽しめないのはもったいない。
この一文には、入居者様に「今」笑顔でいて、気持ちよく過ごしていただきたいとの思いが込められています。
雑念がなくなり、心地よい瞬間が多くなれば、人は安定した心でいられる。
「今」に集中することは、数年前からよく知られるようになった「マインドフルネス」の考え方と似ています。
基本理念は、入居者様を支援する私たちの指針となるものです。
今ここで入居者様と一緒に過ごしている時間、今呼吸をして生きていることを大切にしなくてはと思っています。
『サザンツリーの理念と姿勢』は、会社案内に全文を掲載していますので、ご覧ください。