姫路市のグループホームサザンツリー

代表からのご挨拶

2005年にサザンツリーを立ち上げたとき、認知症は痴呆症と呼ばれており、世の中の認知症に対する理解度はまだ低いものでした。
これから始まるサザンツリーの未来にドキドキしながら、立ち上げのスタッフたちとともに最初の入居者様をお迎えしたものです。
今では、認知症に関する情報や調査が数多見られるようになり、だれしもの身近に認知症があるといっても過言ではありません。
グループホームの特徴の一つは、入居者様の能力に応じて、可能な限り自立した日常生活を営むことができるよう支援をすることです。
認知症であることは特別なことではありません。
サザンツリーでは、入居者様がゆったりと、生き生きと、安心して、これまでと変わらない生活を送っていただける環境づくりに努めています。
これまで、たくさんの入居者様とその家族様との出会いを通して、認知症介護の知識と経験を蓄えてきました。
けれど、どんなに経験を重ねても、新しい課題に直面し、介護にゴールはないことを思い知らされます。
大切なことは、相手の気持ちを思いやること、違いを受け入れて共生することができる人間力だと私は信じています。
そして、入居者様にたくさんの笑顔を見せていただきたい。
そんな思いで、スタッフ一同、入居者様のサポートに取り組んでいます。

代表取締役　鍬田ちなみ

尊厳を忘れない
・入居者様が、自分らしくいられるホームにしよう。
・入居者様に、いつも丁寧な言葉づかいを心がけよう。
・入居者様は、人生の先輩であるという意識を持とう。

静かに見守る
・入居者様の小さな変化も見逃さないよう、じっと見守ろう。
・入居者様の考えていること、望んでいることを感じ取ろう。
・入居者様をかまいすぎ、放りっぱなしはやめよう。

今ここで生きる
・四季の移ろいを感じながら、ゆったりゆっくり暮らそう。
・地域の人、なじみの人たちとのふれあいを楽しもう。
・今ここに自分がいることに、喜びと幸せを発見しよう。

笑顔があふれる
・入居者様と一緒に過ごす日々を慈しみ、大切にしよう。
・心のこもった食事の時間をお届けしよう。
・毎日、入居者様とスタッフひとりひとりに笑顔で声をかけよう。

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