7月17日(水)、第107回運営推進会議を開催しました。
この日は「どんな人が介護をしてくれているのか、気になりませんか?」がテーマです。
サザンツリーでは、1ユニット9名の入居者様を8名のスタッフが支援しています。
スタッフの平均勤務年数は2年~16年で、平均約7年です。
2ユニットでスタッフ合計16名中、介護福祉士保有者は10名です。
スタッフを身近に感じていただけるよう、ホーム便りで年1回
スタッフの簡単なプロフィールとメッセージを紹介しています。
10年ほど前のこと、私たちは、スタッフの勉強になると考え、2つあるユニット間で、
スタッフの交換勤務を行っていました。
ところが、監査指導では、認知症の方はなじみのない人とのコミュニケーションを不安に感じるので、
ユニット間でのスタッフの勤務交換をしないよう指導されました。
現在でもそのような指導がされているかは不明ですが、たとえば少しの人員不足を補う場合は、
採用難の昨今、別ユニットからヘルプしてもらった方が簡単です。
余談ですが、スタッフAやBが当日休んでもすぐに補充できるよう、
待機用スタッフFを用意しておくようにも言われ、目が点(死語!?)になったのを覚えています。
また、BCP(事業継続計画)の観点からも、
日ごろから異なるユニットの入居者様に対応することに慣れていれば、
非常時においても落ち着いて対応ができるので、メリットが大きいと説明させていただきました。
入居者様にとっても、ふだんと違うレクをしてくれる人、お話をしてくれる人と接することで、
気分転換になって、脳が活性化することも期待できます。
参加者のうち家族様は、「どんなお世話をしてもらっているのか気になりはするが、
預かってもらうことを決めた以上、信頼しててお任せしています」とおっしゃっていただきました。
介護スタッフはいつも好調というわけではなく、ゆううつなことがあったり、腰痛や、
病気治療をしながら働いている場合もあります。
でも、入居者様にできるだけの支援をしたいという思いで接しています。
介護施設をご利用になられている皆様には、働く介護スタッフにもお声がけくださるとうれしいです。